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今回の参議院選挙、わたしは「不在者投票」の扱いになる。
4月2日までに札幌市に転入していれば札幌で投票できると札幌市のホームページに書いてあるんだけど、わたしの転入日はその数日後。どうやら、わたしはまだ横浜市の選挙人名簿に登録されているということのようだ。
これまで転居直後に選挙があるときは、最寄りの投票所で投票できないことを理由にやむなく棄権していたんだけれど、今回、初めて「不在者投票」の制度を利用してみることにした。横浜市の場合、スマホマイナンバーカードで簡単に不在者投票の申請ができて、不在者投票用の投票用紙をレターパックですぐに届けてくれた。この投票用紙を、投票日の数日前までに札幌市内の期日前投票の会場に持参すれば、神奈川県の選挙区から立候補している候補者に投票することができるという仕組みになっている。(そして、投票日に間に合うように、札幌市が横浜市に投票用紙を郵送してくれるらしい。)
マイナンバーカードを手に入れる前は、不在者投票の手続きはもっと面倒だった(だからあきらめた)ような記憶があるんだけど、思った以上にあっけなく手続きができて驚いてしまった。さっそく、この週末に不在者投票に行ってみようと思う。

先日、ネットニュースで、ある参議院議員が「運のいいことに能登地震があった」と発言したと報じられていた。翌朝のテレビのニュースで実際にそう口走った映像が報じられて、さらに謝罪会見の様子も流れていたけど、わたし、被災者でもなんでもないのに、能登のひとたちのことを想ったら悔しくて悔しくて泣きそうになった。
百歩譲って、演説での発言は意図せずそういう表現になってしまったという可能性もあると思う。でも、あの謝罪会見での態度を見たら、「あぁ、この政治家は本心からあの言葉を発したんだな」としか思えなかった。だから謝る気もなかったんでしょう。なんかよくわかんないけど炎上してるから、かたちだけの謝罪会見をしておこう…といった程度だったんでしょう。
家を、思い出を、宝物を、ふるさとを、そして大切なひとを、失ってしまったひとたちの心にほんの少しでも寄り添う気持ちがあったら、「運のいいことに」なんて絶対に言わない。謝罪のための会見でうすら笑いだって絶対にしない。多くの国民を傷つけてもなお議員の座にしがみつき、自分の立場だけは守ろうとするなんてとても腹立たしいし、そして、とても悔しい。情けない。
政治家は「発言を撤回する」ってよく言うけど、わたしの小学校のときの担任の先生は、「自分が発した言葉は取り消すことはできないのだから、何をあえて言葉にするのか、きちんと考えて、そして責任を持って話しなさい」と教えてくれた。
そうなんだよ、一度発してしまった言葉は、どう足掻いたってなかったことにはできないんですよ。だから、あの政治家、死ぬまで「そういう発言をしたひと」って、ことあるごとに言われ続けるんだよ。「発言を撤回」したのにね。東京大学まで出てそんなこともわからないなんて、かわいそうなひとだね。

選挙はエンタメじゃない。自分たちの将来を決める大事な選択だ。
日本のこと、そして国民のことを一番に考えて、政治家として真面目に働いてくれるひと、しっかり成果を出してくれるひとに国を任せたい。そう思うから、わたしは自分の選挙権を無駄にせず、責任を持って一票を投じたい。