日ハム9連勝。今日はわたしの推しである田宮選手の誕生日(同じ辰年、だけど一回りも年下である)で、なんと、今季3本目のホームランを打った。解説者が「ここで1本出れば打率3割です」と言った瞬間に飛び出た1本。最初はヒットで出塁したものの、新庄監督のリクエストによりリプレイ検証がなされ、彼は、審判の判定が明らかになるまで、2塁の上でにこにこしながらお祈りのポーズをしたり首を傾げたりしていた。
9回表で中日に追いつかれたものの、その裏で、最近調子のいい水野選手が1本ぶちかまして試合終了。サヨナラ勝ちだった。

勝利を喜ぶファイターズ選手たちのかたわらで、膝から崩れ落ちるほど悔しがっている相手投手の姿があり、すぐに駆け寄りその背に手を当てて励ます選手の姿もあった。
そうだよな。9回表で2点差を追いついたら選手にも応援にも勢いがつくし、投手が耐えて延長戦にもつれこめば、その勢いのままに中日が勝つ世界線だってあったことは想像に難くない。でも、自分がそれを断ち切ってしまった・・・って思ったら、そりゃあ、悔しいよね。
勝負ごとには必ず勝者と敗者がいるけれど、今日の試合決着の瞬間の、あのリプレイ動画はちょっと胸にくるものがあった。


それにしてもパ・リーグが強い。セ・リーグにソフトバンクをこてんぱんにやっつけてほしかったのに、誰もやっつけてくれないし、なんなら逆にこてんぱんにやられているし、だいたいパ・リーグが勝つもんだから順位表にほとんど動きがない・・・。
日ハムの交流戦もいよいよ残り2試合。中日と広島に勝ち切って、いいかたちで交流戦を締めくくれるといい。

lilac

土曜日は朝からピラティスに行き、少しばかり買い物をし、三月にオープンしたらしい新しいカレー屋さんでランチを食べ、その足で大通公園に向かった。五月の札幌は大変によい気候で、この週末はリラの花が見事に満開だった。





街のあちこちでふんわりと甘いいい香り。寒さで縮こまっていた身体をうんと伸ばして、カラフルに彩られた季節をかみしめながら、ときどきベンチに腰かけながら、時間をかけて大通公園を西13丁目まで歩いた。
そのまま西へと歩き続け、ずっと気になっていたカフェに立ち寄った。淹れたてのブレンドコーヒーとスフレショコラと、それから文庫本。本なんて本当に久しぶりに読んだのだけど、わたしはやっぱり活字が好きだなぁと思った。

こういう、自由気ままに過ごす週末を、これからもたくさん楽しみたい。美味しいもの、きれいなもの、楽しいこと、やりたいことを、思いつくかぎり味わい尽くしたい。きっとまた短い札幌暮らしだから、今度こそ悔いのないように。
Googleマップの「行きたいところ」リストがどんどんにぎやかになっていく。それは、ひとりで行きたいところもあれば、みんなで行きたいところもある。どちらかというとひとりで過ごすのが好きなわたしだけれど、あれもこれも「いっしょに行きましょう!」と声をかけてくれる会社の子たちがいるから、今年はもう少し誰かといっしょに過ごす時間も持てたらいいなと思う。

長い長い冬を越えて、やっと来た春だ。
おだやかな毎日が、これからもずっとずっと続きますように。

空色







今日と明日は年休を消化し、9連休のゴールデンウィーク。
前半は例年どおり北見まで祖母と伯父に会いに出かけた。うち一日は、会社の同僚たちが「東藻琴の芝桜を見に行きたい」と言って北見に前泊する予定を立ててくれたので、ちょうど北見にいるわたしもいっしょに道東日帰りドライブの旅に連れて行ってもらうことになった。
北見駅近くのホテルに集合し、小一時間ほど車を走らせ東藻琴へ。芝桜公園に近づくと眼前に広がる一面のピンクに車中で歓声が上がった。まだ五分咲きだったものの、天気も良く、さほど混んでもなく、快適な芝桜鑑賞。
その後は美幌峠へ向かった。強い風にはまだ冷たさが残り、それでも日差しはとてもあたたか。屈斜路湖を見下ろす絶景は、わたしが北海道で一番好きな景色。久しぶりに青空の美幌峠に来ることができて、そして会社の同僚たちにこの素晴らしい景色を楽しんでもらうことができて、とてもよかった。
峠を下りて遅い昼食をとり、それから摩周湖へ。午後には天気が崩れると言っていた天気予報のとおり、摩周湖に着くころには空はすっかり曇り空。それでも雄大な景色は相変わらずで、ぴんとはりつめたような美しい湖面には、かの有名な霧がかかることもなかった。美幌峠で感じていたような日差しのぬくもりはどこへやら、まだ残雪の残る駐車場に、道東の地に訪れた遅すぎる春を実感する寒さだった。
最後に硫黄山に立ち寄り、旅は終了。わたしは北見の伯父の家まで車で送ってもらい、同僚たちはその足で札幌へ帰って行った。
やはり道東はスケールが違う。その最たる場所が知床だと思うんだけど、それはまたの機会に。

数日後、北見からは父親が運転する車で札幌に帰った。この日も天気が良く、大雪山を眺めに上川で寄り道をした。



暖かいけど雪が残り、まだ冬枯れの名残りがある草原の向こうにくっきりと見えた山の稜線。写真で見るよりもずっと近く、ずっと大きく、これもまた雄大な景色だった。

心が少しずつ元気になるにつれて、「どこかに素敵な景色を見に行きたいなぁ」という気持ちになっていたのだけど、いろいろな偶然が重なり、図らずも想像以上に充実した連休になって大満足。
北海道って、やっぱりいいよなぁ!と思うことばかり。生まれ故郷への愛がさらに深まった今年のゴールデンウィークだった。