真っ白

2年前のわたしも、今と同じような心境だったようだ。さして仕事にも興味を持てず、慣れない福岡での生活に戸惑いながら、往来の激しい明治通りに、昭和通りに、国道202号線に、飛び込んでしまえたらと何度も思っていたらしい。福岡を旅立つころにはもうそんなことすっかり忘れていて、福岡のことも、仕事のことも、手離したくないと思うほどにはだいすきになっていた。
だからね、きっと、あと一年もすれば、自分が今置かれた環境に慣れることができると思う。仕事も、暮らしも、わたしらしくこなせるようになるんだと思う。そう信じたい。もうちょっと辛抱して、もうちょっと努力して、それでもだめならそのとき考えよう。そんなふうに、生きていこう。

2年前と違うのは、すきなひとが傍にいないこと。
ただ、それだけなんだから。