牡丹色

ここ最近、めずらしく仕事のことで悩んでる。
なにをやってもうまくいかない時期ってときどきあるんだけど、今がまさにそれ。いろんなことが中途半端になっちゃったり、詰めが甘くて失敗したり、なにかとひとのせいにしがちな自分が嫌になったり。すべては身から出た錆。ひとのせいにするなんてもってのほか。頭では理解しているんだけど、思考回路の癖はすぐには直せない。
上司、先輩、後輩、お客様、その他仕事でつながりのあるたくさんのひとたち。ほんとうに多くのひとに支えてもらい、助けてもらっている。「ありがとう」の気持ちだけは、いつだって忘れないようにしたい。
とは言え、明日も朝から重荷がふたつ、みっつ…片付かなければ落ち着かない。あぁ、今夜はすべて忘れよう。明日に備えてゆっくり眠ろう。

もうひとつ悩んでいること。来週の日曜日、すきなひとがわたしの家に来ることになった。彼とふたりきりではない。わたしの同期の発案により、彼と、同期と、わたしの三人で鍋を囲んでお酒を飲むそうな。
ひとり暮らしも4年目、普段から料理はするのに鍋は作ったことがなかった。大きな鍋に具材と市販のスープを入れてことこと煮ればいいの?鍋に合うサイドメニューってなに?何を作ったらみんなおいしく食べてくれるかな?
すきなひとがわたしの家に来るなんて、ほんとうは嫌なの。彼が帰ったあと、そこにいたはずの彼の姿を探して寂しくなるだろうし、彼を想って泣きたいときは、彼がそこに座っていたことを思い出して余計につらくなるのが目に見えてるから。そんなわたしの気持ちなんてお構いなしに、彼は思いのほか楽しみにしてるみたい。今日、会社でばったり会ってその話になったら満面の笑みだったから、ちょっとびっくりしちゃった。

わたしの職場は、理由があって今週はちょっと忙しい。すきなひとは、その最前線で一生懸命がんばってる。多くの管理職をまとめたり、資料を作り込んだり、何度も打合せに入ったり。遅くまで残業もしているようだ。今日会ったときに彼の目が充血しているのが気になって教えてあげたら、「少し疲れてるのかな」って言ってた。それから見せたあの笑顔、なんだか余計に心配になっちゃった。
今週も残すところあと一日。彼もわたしも最後までしっかり乗り切って、お互いにすてきな週末を過ごせますように!