水色

朝、目が覚めたら時計の針は10時半を指していた。外は強い雨が降っていた。
大掃除はあらかた終えているから、掃除機をかけて洗濯をするくらいで家事を終えた。こたつにもぐってテレビを観たり、年賀状を書いたり、作り置きしていたおかずでごはんを済ませたり、携帯のパズルゲームに夢中になったり、残りわずかになったシュトーレンを食べたり。
すきなひとに会うのはやめた。片想いだから仕方ないんだけど、わたしばっかり声をかけて会うのも嫌になって、「もういいや」と思ったから。

お気に入りのショートダッフルはもう何年も着ているものだ。安物だし、生地の素材も硬くて重みがあって、質のいいコートとはとても言えない。でも、シルエットが好きでいつまでも手離せずによく着てる。
大切に着ていたんだけど、気づいたら背中の部分の裏地が破れていた。縫い目がほつれて、裏地そのものも裂けてしまってだめになっているようだった。久しぶりに裁縫道具をひっぱり出して、針に糸を通し、ちくちく、ぬいぬい。直した部分が目立つのは致し方ないけど、我ながら上出来。これでまた裏地が破れちゃったら、諦めて手離すつもり。
年賀状も書き終えた。友人、恩師、お世話になったひと。数は多くない。それでも、一枚一枚心を込めて書いたらひどく疲れてしまった。すきなひとにも書いたけど、メッセージは当たり障りないものだし、差出人のところには自分の名前だけ書いて住所は書かなかった。彼から返事がほしいとは思わなかった。そういえばここのところろくに会話もしてないけど、やっぱりそれも「もういいや」と思っている自分がいる。
夜ごはんのお味噌汁を作るついでに、外に置きっぱなしにしていたかぼちゃを2つ切った。使いたいときにすぐに使えるように冷凍しておこうと思って。かぼちゃを切るのはかたくてとても大変だけど、すべて切り終えて冷凍したらなんだかすっきりした。せっかく切ったかぼちゃと、小さなたまねぎを切ってお味噌汁の具にした。作り置きのハンバーグと、キャロットラペと、大根とおかかの和え物と、ピーマンと塩こんぶの和え物と。冷蔵庫の残り物でごちそうができた。明日のお弁当もできた。今年最後のお弁当。

25日の午後、仙台へ向かう予定だ。一足早いわたしの仕事納めも、もうまもなく。
今年は、特に4月に入ってから仕事がとてもおもしろくなった。すばらしい上司に恵まれ、やさしい先輩たちに囲まれて、毎日会社に行くのが楽しかった。憂鬱なことがなかったわけじゃないけど、上司や先輩たちを困らせたくなくてわたしなりにがんばった。そんな一年だった。
仙台に向かう前にやろうと思ってたことは、ほぼすべてやり終えた。大掃除も、年賀状も、コートのお直しも、かぼちゃを切って冷凍しておくことも。あぁ、よかった。いい休日だった。

今年のブログはこれで最後の更新になりそうです。みなさま、よいお年をお迎えください。

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