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昨日は休日出勤の振替休日を取って、佐賀インターナショナルバルーンフェスタに行ってきた。
朝早くに博多を出発するときは予想外に強い雨が降っていた。こんな天気で気球は飛ぶのかしら?と思っていたけど、なんとか無事に飛んでくれた。曇り空にいろとりどりの気球が次々と飛び立ってゆく。時折バーナーを燃やして、気球にぽっと灯が点るのがなんとも美しい。

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10時前には青空も見え始めたものの、少し風が出てきて午後の競技は中止になってしまった。気球という乗り物は、雨と風にはとことん弱いらしい。

朝5時半、「朝早すぎるよ」とかなんとか文句を言っていたすきなひとには「別に無理して来る必要なかったのに」と言ってやった。わたしは彼に無理にせがんで「いっしょに行こう」と言ったわけじゃない。「いっしょに行く?」と尋ねたら「行く」と言ったのは彼だし、「朝早いけど大丈夫?」と忠告もしておいたし、そんなに嫌ならドタキャンしてくれてもよかった。いらいらしたわたしは電車の中でパンをひとつ食べてすぐに不貞寝した。「俺まで寝ちゃったら目も覚まさずに長崎まで行っちゃうでしょ」と、彼はがんばって起きていたらしいけど、そんなの知ったこっちゃない。
会場の最寄り駅に着くと競技は始まったばかり。無事に飛び始めた気球を仰ぎ見ながらほっと胸をなでおろした。ぶつくさと文句を言いながらも佐賀までやってきた彼が、今日いちばんの目的を果たせずに帰ることだけは避けたかったからだ。

とても寒かった。吐く息は白く、手もかじかんで、ふたりで「寒い、寒い」と言いながら次々と飛んでゆく気球を眺めていた。なんだかいいものを見たな、と思った。東京にいてはまず見られないだろうな、とも思った。わたしたちは、飽きることなくしばらく空を見上げていた。
気球が目的地へ向かい遠く雲の向こうに霞みはじめたのを見届けてから、ふたりで物産エリアをぐるぐると歩き、あれこれ試食させてもらった。嬉野のお茶、早生みかん、地酒。お祭りのように屋台もたくさん出ていたけれど、結局、佐賀の地のものを使ったカレーライスを選びお昼ごはんを済ませた。せっかくだからと神埼駅から吉野ヶ里公園まで足を伸ばし、午後の競技の中止を確認したところで帰路に着いた。帰りの電車ではふたりともぐっすり眠った。博多駅で彼とお別れして、そのまま家に帰った。
疲れと眠気をごまかしながら、久しぶりにキッチンに立って自炊をした。ここのところ残業や飲み会続きで出来合いのものばかり食べていたけど、自分で作るごはんはやっぱり何よりのごちそうだ。めんどくさがらずに食べることくらいはちゃんとしよう、と思った。

今日は10時に起きた。先週の金曜日から患ってる風邪は確実に悪化した。扇風機を片付ける代わりにこたつを出した。来年度の身の振り方について、自分はどうしたいのか真面目に考えなくちゃいけない。慌しい11月の始まり。