darkgreen

母と妹が15日から泊まりに来るというので、クローゼットの中で夏の湿気を十二分に吸っていた布団を引っ張り出して日に当てた。次の週末のお天気が保障されているわけじゃないから、晴れているうちにと思って。

14日にはすきなひとのすきなひとが来福の予定。彼女のご実家が福岡にあり、一年ぶりに帰省されるのだそう。相変わらずすきなひととは頻繁に連絡を取っているようで、14日の夜に彼と彼女とわたしの3人で飲みたいとリクエストがあったことも、そのときのお店は福岡でも屈指のもつ鍋屋か海鮮居酒屋がいいという要望があったことも、すべて彼から聞いた。とりあえずもつ鍋屋に予約を入れてみようと電話をするも、これがなかなか繋がらない。やっと繋がったと思ったときにはもう30回以上かけ直していた。大変だった。(というか、ほんとうに人気店なのだということを身を以て実感した。)無事に予約が取れてほっとしたし、わたしも、久しぶりに彼女に会えることをとても楽しみにしている。
彼女の話をするときのすきなひとの白々しさが、わざとらしくて目を背けたくなることもある。慣れない嘘の向こうに透けて見える“ほんとうの気持ち”ばかりが炙り出されて、わたしは余計に苦しくなるから。そういうとき、お互いの嘘に嘘を塗り重ねるようなわたしたちの言葉はそれぞれの心にシャッターを下ろすためのものでしかない。なんて不毛なコミュニケーションだろうといつも思う。

11月9日は福岡マラソンで、ひょんなことから会社のひとたちと沿道の応援に行くことになった。彼も参加するこの応援、会社のひとも何人か出走するそうだ。
彼に「応援が終わったら、朝ごはんがてらいっしょにフレンチトーストを食べに行こうよ」と誘われたのはつい先日のこと。会社のひとからは「朝から打ち上げだ!飲むぞ!」と言われているものの、日曜日の朝からお酒を飲むのはちょっと勘弁してほしいし、休日の朝ごはんらしくやっぱりフレンチトーストを食べたいと思う。
福岡に来て間もないころ、ふたりで街を歩いていて見つけたのが一際長い行列を作っていたこのフレンチトーストのお店。行列に並ぶのが嫌いな彼に、わたしが何度も「行きたい!食べたい!」と言っていたからだろうか、「日曜日の朝イチなら並ぶこともないでしょう?」という彼なりの妥協案。冷たくなりきれないところが彼らしいな、と思った。

予想どおり、3連休はあっという間に過ぎていった。やりたいこと、やらなきゃいけないことのうち3分の1くらいは終わらなかったけど、連休最終日、すがすがしいほどの青空に出会えてほっとした。
明日の朝は寒くなるらしい。暖かくしてゆっくりおやすみ。