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昨日、埼玉時代にペアで仕事をしていた先輩が出張ではるばる来福。わたしのすきなひとと同い年のおじさんだけど、とにかくやさしくてノリがよくていつも微妙な(でもちょっとおもしろい)おやじギャグを連発しながらバリバリ仕事もしちゃうすごいひと。ほんとうに尊敬できる先輩だ。「夜は福岡に一泊するからいっしょに飲みに行こう!」という話になり、先輩と同世代のおじさんたちに混じってお酒を酌み交わした。先輩に会うのは半年ぶりのこと、とは言えそんな感じはまったくしなくて、心から楽しいひとときだった。
すきなひととわたし、ふたりの福岡転勤を決めたのは先輩だ。彼も先輩もお互いにいろいろと思うところがあるのだろうけれど、大人の彼らは上手に付き合っている。わたしは当時の課長のことも先輩のことも大好きだったから、多少の文句は伝えたものの「ふたりがそう決めたのなら」と腹を括って福岡へ来た。だけど、彼もいっしょに福岡へ、というのはうれしい誤算だった。
昨日は彼も急遽その飲み会に参加することになって、天神にあるお店までふたりで歩いて向かった。「俺も参加していいのかな」とか「座る場所がなかったら俺は帰りますから」とか、彼はなんだかめんどくさいことをぶつぶつと言っていたけど、結局彼の席もちゃんと準備されていて、彼の心配は杞憂に終わった。彼とふたりきりじゃないお酒の場はとても久しぶり。たまにはふたりきりじゃない時間があってもいい。
帰り際、わたしは先輩と挨拶のハグをして別れた。彼はそれを見ていた。だいすきなひとには「だいすき!」だとためらわずに伝えてすぐに打ち解けられるのに、ほんとうにすきなひとには冗談でも「好き」だなんて言えないと思う。

今朝、通勤途中で彼に会った。昨夜のわたしのあまりの弾けっぷりに何か嫌味のひとつでも言われるかと思ったけれど、「頭が痛い」とつぶやいていたから二日酔いだったのかな。
朝のほんのひととき、彼の笑顔に会えた日はいつだってしあわせ。ひとりで過ごす雨降りの三連休だってきっと寂しくない。そう、思い込むことにする。