frosty gray

一日があっという間に終わる。時間が足りない。仕事が忙しい。平日は会社から帰ると夕飯も食べずに眠ってしまう。キッチンに立つ時間もなければ料理をするような元気もやる気もなくて、栄養が不足しているのか肌は荒れに荒れている。(寒さと乾燥のせいもあるだろうけど)
来週は少し落ち着けるといいなぁ、と思う。

忙しいのは嫌いじゃないし、苦手な仕事や嫌いな仕事にも、考えながら、悩みながら、毅然と立ち向かうことができている。自分の仕事にしっかりと意志や意見を持って、「違う」と思ったときには、小さくてもちゃんと声を上げられるようにもなった。それが許されている今、わたしは周りの先輩や上司にはとっても恵まれていると思う。
毎日忙しくて、悩みも尽きなくて、ほとほと困り果てたときにはちゃんと耳を傾けてくれる先輩たち。「好きなようにやりなさい」と言いながらも陰ながら気にかけてくれる上司。普段あまり関わりのない職場の方々に「飲みに行こう!」と声をかけてもらえること。ほんとうにたくさんのひとのおかげで、わたしは腐らずに社会人を続けていられることを実感している今日この頃。

「仕事を辞めたい」と思うことは、これからも何度だってあると思う。だけど、そのたびに誰かが助けてくれて、日々の忙しさに翻弄されて、仕事の楽しさややりがいを感じるうちに「やっぱり仕事は楽しいな」と思い直したりもするだろう。そのどれもが、その瞬間の自分の偽りのない本心だ。平凡な毎日に訪れる“少しのしあわせ”と“少しのふしあわせ”の両極にゆらゆらと揺れながら、わたしは生きてゆくために仕事をする。それでいいのだ、と、今は思う。

残業後、深夜の帰り道。オリオン座と冬の大三角を仰ぎ見ながら、わたしはそんなことを考えている。