曙色

小樽にて。駅前の交差点を小樽運河に向かって直進、手宮線跡の手前で見つけたかわいらしい小さな花。
時折小雨がぱらつく曇り空はどこまでも真っ白で味気なく、道を歩きながらぱっと目に付いた彩りといえば、このピンク色の名も知らぬ花と、道端の花壇の燃えるように色づいたコキア(だと思う)くらいだっただろうか。

来年度以降の身の振り方を、わたしはとても迷っている。今すぐ会社を辞めてやる!という大袈裟なものではなく、異動の希望を出そうか否か、その程度のことだけど。
あと一年は猶予があるから、同じ仕事を続けてさらなるスキルアップを目指したい気持ちが半分。または、会社としてせっかく機会があるのだから「震災復興」に名乗り出たい気持ちが半分。つまり、東北へ行くということ。

揺れる思い。タイムリミットは一週間後。覚悟さえ決めてしまえば容易い判断も、優柔不断なわたしはそれさえままならず途方に暮れている。

最近、「小さいころはこんなわたしじゃなかったのに」と思うことが多くてつらい。逃げることやあきらめること、妥協することに“良心の呵責”みたいなものを感じなくなったのはいったいいつからだろう。自らの足跡を振り返ることばかりで、ちっとも前を向いていない今日この頃。前を向いていないから小さな石ころにでさえ蹴躓くように、何をやってもうまくいかない。
そういう時期、なのだろうか。