cerulean blue

「能取岬はいつ行っても青空のイメージしかない」と、いつだったか母が言ったことをふと思い出したので、今日はこの写真。「白と黒の灯台がなんとなく牛みたいだな」とは、初めてそれを見た幼いころのわたしの感想。「駐車場に停めた車を見知らぬひとに持っていかれたらどうしよう、どうやって帰るのだろう」と、ひとりで考えて怖かったこともなぜだか鮮明に覚えている。
振り返ると、能取湖の湖面がきらきらと光っているのが見える。広大な草原の向こうには蒼々とした山のつらなり。これぞ北海道だなぁ、と思わせる景色がそこにはある。

梅雨が明けた。暑い夏の幕開け。