群青色

6月、梅雨の走り。雲間から時折太陽がのぞく、そんな日曜日。

期待して、期待が外れて、信じてみて、裏切られて、可能性のしっぽを無我夢中でつかまえて、その先になにかいいことがあればいいなと思うけど、期待して、期待が外れて、信じてみて、裏切られて、またそんなことの繰り返しか、とも思う。ひとは、そうやっておとなになってゆくのだろうか。
あれから、わたしは強い憤りを覚えている。許せない。いつまでたっても許せない。そんな憤りさえ「どうでもいい」と思えるころには、きっと疎遠になっているだろう。「それでもいい」と思ってしまったら、もう、何もかも終わりだ。「それがいい」と願っている自分はきっとだれよりも正直。悪くない。そんな自分がすき。そのほうがずっとずっと、ヘルシーに生きられる。

9月の北海道行きを決めて、10月にも祖父の3回忌で北海道へ行くことにした。10月は、1日だけフリーになるからひとりで小樽に立ち寄る予定。小樽に足を運ぶのは何年ぶりだろうか。
9月や10月のことなんてずっと先の予定に思えて、でも、その日になればあっという間にその日を迎えたことを感慨深く振り返るのが常。それも、旅の醍醐味か。
あぁ、小樽で頬がとろけるほどにおいしいうに丼を食べたい。目下、わたしの小さな頭の中はそんな欲求で埋め尽くされている。