紺碧

昨夜は会社の同期が家に遊びに来て、ハンバーグやポテトサラダ、野菜スティックとそれに添えたディップ、セロリスープなどをふるまった。みんな「おいしい」と言いながら、大量に作ったそれらの料理をあっという間に平らげてくれた。みんなからおみやげにいただいたケーキも赤ワインもおいしくて、どんちゃん騒ぎのとても楽しい時間だった。みんなが帰ったあと、静まり返ったひとり暮らしの部屋は、すこしだけ寂しく感じてしまう。

今日は、紺碧の空、という言葉がよく似合う天気のいい一日だった。早くもなく、遅くもないような時間に起きて、洗濯と掃除を済ませてから、選挙へ出かけた。所沢に越してきて初めての選挙だったから、会場の場所がわからずうろうろ・・・歩き回るだけで汗ばんでしまった。
選挙権を得てから、選挙があれば一度も欠かさず選挙に出かけているけれど、まだ片手で数えられるくらいの回数しか機会がなく、あの、投票用紙を手にしたときの責任感と緊張感に慣れることはないだろうと思う。「あなたに託す!」とか「日本のためにがんばってよ!」とか、そんな思いで投票をしてきた。

その後、街へ出て銀行へ行ったり、買い物をしたりして、家に帰ってきた。ラジオを聴きながらついうとうととしてしまい、気づいたら日が暮れていた。夕飯の支度をして、今に至る。みんなと過ごす楽しい時間も、ひとりで過ごすのんびりした時間も、それなりに有意義に過ごせた週末だった。