薔薇色

中学の頃からの友人の結婚式へ出かけた土曜日。ほんとうに大好きで仲良しの友達だったから、新婦どころか大勢の列席者の誰よりも号泣していたわたし。涙が頬を伝う、というより、ぽろぽろぽろぽろ、小さな音を奏でるようにこぼれていった。止めようにも止められなかった。うれしかったし、しあわせだったし、そして、しあわせになってほしいと、心からそう願った。
一生を添い遂げたいと思えるような誰かと出会って、恋をして、今回この佳き日を迎えた彼女のように、わたしにもいつかそんな日がくるのだろうか、と、思った。今年はヒドい目に遭ったから、誰かに恋することにしばらくは臆病になってしまうような気がしている。