薄紅

ずっと抱えていた案件がわたしの手を離れて、隣に座る先輩のもとへとねぐらを変えた。迷って、考えて、悩んで、躊躇って、そして思い切って踏み出した一歩だったけど、なんだか申し訳ない気持ち。自分ひとりではどうしようもなかったのだ、と自らを正当化しようとするけど、まさか、その一歩がこんな近くで留まってしまうとは思いもしなかったのだった。
十五夜の満月を迎えるとともに生理になった。鬱々としていたここ数週間は、きっとこの日の訪れのため。今、心は穏やかだ。決めたことをやり遂げようとするほんの少しの頑張りを、自分の中に認めることができている。
それでも、肌荒れは一向に改善せず。いったい何がいけないのだろう。