月白

残業。夕飯は、大戸屋でまぐろの漬け丼を食べた。食後に簿記の勉強をしようと思ったら、隣に座っていた夫婦なのかカップルなのか、たぶんそういうひとたちが、いい大人のくせして痴話喧嘩を始めたので逃げるように退散。おいしいはずのごはんがちっともおいしくなかった。
仕事がうまくいかない。“自分で考える、導く、答えを出す”という基本的なことがなってない。物事に対してさほど疑問を感じないから、問題点がよくわかってない。自分の仕事、考え、答え、意見、すべてに自信がない。仕事を頑張る、とはどういうことだろうか。悶々とする。
帰り道、空を見上げると、今日は息を呑むほどきれいな月夜だ。月の輝きに背を向け、頭上に仰ぐのは満天の星空。生きていること。生かされていること。生きるということ。わたしはまだ、大人になりきれない、でも、子どもでもない、中途半端な生き物だ。